KTC大学合同新技術説明会Presentation University

※KTCとは 

発表・展示内容一覧

酸素プラズマによる農産物の鮮度保持技術九州大学 総合理工学研究院 林 信哉

農産物の腐敗や品質低下の要因である細菌や真菌などの微生物を酸素プラズマにより不活化することで、鮮度保持の向上を可能とするものである。
酸素プラズマ中の短寿命活性種を用いることで、薬液不使用(ドライ),無残留性,常温下での殺菌が可能である。
同時に,農産物への適度な酸化ストレスの付与による抗酸化物質産生の向上が得られる。

果実加工残滓に含まれる機能性成分の探索~認知症への効果~大分大学 工学部応用化学科 鈴木 絢子

生体を使わずに成分の機能性を評価する技術(ペプチドを用いた解析系)の開発をすすめている。
この技術を用いると短時間で成分の機能性評価ができる。
特に、果皮に含まれる新たな機能性成分に着目し、アルツハイマーをはじめとする認知症への効果を有する有効成分の探索をおこなっている。

複合マイクロカプセル福岡大学 工学部化学システム工学科 三島 健司

厚労省により医薬品コーティング用として使用許可されたpH(酸性度)応答性高分子を用いて、pH応答性を有する直径数μm程度のマイクロカプセルを製造する。
薬剤や食品等の成分をカプセル化し周囲の環境に応じ自由に放出できるマイクロカプセルである。
用途として機能性食品、医薬品や再生医療への適用が期待される。

人間共存型ロボットのための近接覚・触覚センサ福岡大学 工学部 電気工学科 辻 聡史

近接(非接触)測定及び接触時の圧力の測定ができ、ロボット表面に取り付けが可能なセンサ。
本センサは、非接触で対象(人)を検知できるのでロボットが人との不意な衝突を避けることができる。
更にロボットを直接触って圧力によりロボットを操作することができる。用途として、ロボット、電動車いすへの利用が想定される。

あらゆる形状の機器に密着する力分布センサ熊本大学 大学院先端科学研究部 中妻 啓

情報機器からロボットや自動車、航空機の筐体や部品などあらゆる形状の物体表面を被覆する力分布センサ。
圧電材料を対象表面にスプレー塗布してセンサを作成する。
用途として、ロボットスキン、モバイル・ウェアラブル機器の入力インタフェース、モノの物理接触を取得するIoTセンサ、産業用高精度感圧センサなどが想定される。

シュリーレン断層撮影装置及び三次元圧縮性噴流評価方法北九州市立大学 国際環境工学部 機械システム工学科 宮里 義昭

小型ノズルからの衝撃波を伴う超音速噴流の定常三次元密度場を光学的かつ定量的に可視化計測することができる。
これにより、ノズルの形状およびその動作条件の最適値に向けた設計が可能となり、ノズルを利用した様々な機器の高性能化・高効率化が図れる。

燃料電池の発電性能の診断システム、補正装置、及び診断装置、並びに燃料電池の発電性能の診断方法北九州市立大学 国際環境工学部 機械システム工学科 泉 政明

燃料電池は数10枚~数百枚の膜電極接合体を積層して構成されている。
燃料電池発電時に形成される周囲の磁界を磁気センサにより測定して、その磁界分布から燃料電池内部の電流分布を推定し、燃料電池内部の異常な膜電接合体を検出できる。
用途として、燃料電池の性能検査や寿命向上のための開発へ利用が想定される。

Mn-Al永久磁石の製造方法及びMn-Al永久磁石鹿児島大学 学術研究院理工学域理学系 三井 好古

磁場を利用して効率的にMn-Al磁石を合成する方法。
従来、Mn-Al磁石は単相合成が困難であったが、本技術は、強磁場中、300℃-350℃程度の温度で熱処理することで、炭素を添加することなく、Mn-Al磁石を安定的に製造することができる。
用途として、永久磁石やモーター用磁石への利用が想定される。

カメラが一つで何でもタッチパネル九州工業大学 大学院工学研究院 電気電子工学研究 張力峰

ユーザが胸部に取り付けたカメラとコンピュータで自分の手で作る指文字を認識する発話障害者の意思伝達システム。
本システムは、指文字だけでなく指の形状および指の動作を認識することが可能で、用途として発話障害と健常者間のコミュニケーションや指文字から多言語への変換が想定される。

非接触型セキュリティシステムに展開可能な自己装着カメラを用いた指文字認識システム九州工業大学 大学院工学研究院 機械知能工学研究 タン ジュー クイ

カメラ一つで一定の反射率を有する表面と一定の角度を持つように設置することによりタッチパネルに接近した指とその反射像を同時に撮影でき、平滑な表面をタッチパネルに変えることができる。
センサー不要で環境耐性が高く、また機械式ボタンを無いため防犯性が高く、用途として室外案内板や自動販売機が想定される。

細かな表面粗さの分布から生成した渦による流れ制御技術山口大学 工学部機械工学科 望月 信介

ダクト内の流れや船舶・航空機および自動車周りの流れを制御する技術。
壁面に細かな表面粗さを付与し(例えば、梨地処理を施すなど)、摩擦力を制御することにより渦を発生させて混合促進を行う。
航空機、自動車等のボディや風車翼の流れの抵抗低減、エアコンルーパーやダクト内での混合促進 などの利用が想定される。

九州・山口ベンチャーマーケット実行委員会
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